筋肉の発達を解消

顔に触れる女性

卵型フェイスラインに

近年の小顔人気は女性だけでなく男性の間にも広がりつつあります。小顔に見える理想の形はいわゆる「卵型」で、あごが細く全体的に丸いフェイスラインのことです。エラが張っていると男性らしさが加わるので、特に女性では卵型にあこがれている人が多いです。エラが張る原因は骨格だけとは限らず、咬筋の発達によるものの場合があります。昔よりエラが張ってきた、もしくは顔が大きくなってきたと感じる場合は、咬筋の発達を疑います。咬筋とは、頬の横からエラの辺りまである筋肉のことです。咀嚼筋の一種で食事のときに使いますが、歯軋りや食いしばりの癖があると筋トレしているようなものなので、より発達します。噛み癖が左右違うことがあるため、左右でフェイスラインの崩れが違うことも珍しくないです。寝ている間に歯軋りする場合、毎日咬筋をほぐすのが理想ですが、簡単にいかないことも多いです。そんなときに役立つのが、ボトックス注射です。ボトックスには、筋肉を動かすための神経伝達物質・アセチルコリンの分泌を抑える作用があります。ですから、ボトックスが効いている間は新たに筋肉が発達することを抑え、また既に発達した筋肉の緊張もほぐせます。これによって、頬からエラにかけてのラインがすっきりとし、小顔に近づけることが可能です。エラ解消のボトックス注射は、まずカウンセリングを受けることから始まります。ドクターが診察をして、ボトックス注射がベストな選択なのかを見極めます。施術に躊躇がある人は、カウンセリングで相談するだけでも構いません。また念のため、授乳している人や男女共に近々子どもを作る予定のある人は受けないほうが安心です。ボトックスの施術は、基本的に麻酔は不要です。ヒアルロン酸のように粘度の高い製剤の場合は注射針が太くなるので麻酔が必要ですが、ボトックス製剤はさらさらしており、細い注射針が使われているからです。それでも万全を期して麻酔を使用するクリニックもあります。使用する麻酔は、局所麻酔のクリームやテープです。30分くらい経ち効いてきたら注射する部分を消毒し、注射します。注射する時間は10から15分程度で、すぐに化粧をして帰れます。それから、ボトックスの効果は、すぐに現れるわけではありません。大体注射後3日後くらいから徐々に効き目が現れ始め、実感できるようになるのは1週間くらい経過してからです。そして、効果を実感できる期間は、エラで4から6カ月ほどとされています。さらに継続して注射を受けていると、段々持続期間が長くなる傾向にあります。